2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧
前回の記事の続きです。 前置詞の直後なのに形容詞?! (1) -as- - Joe's Cafe 簡単におさらいすると、be動詞にしてもasにしても、「イコール」を意味します。 そこから、直後には名詞も形容詞も入るという共通点に至るのでした。 今回は、同様の視点を前置詞f…
in, of, atなどをはじめとする前置詞は、名詞の「前」に「置」く語です。必然的に、その直後には名詞が入ることになり、その名詞を「前置詞の目的語」と称します。 ところが、ごく一部の前置詞の目的語に、なんと、形容詞がなることがあります。 その一つがa…
あまり見ていて愉快な単語ではないのですが、genocideは「大量殺戮」と訳されることが多いです。ただ、僕の考えではこれは誤訳です。 まず、-cideという接尾辞はkill(殺す)という意味です。 suicide = 自殺 (sui- = self) homicide = 殺人 (homo- = 人) pest…
我々が一定の社会的存在である以上、何かと付きまとうのがマナーです。 訪問時、食事中、映画鑑賞中…枚挙に暇がありません。 さて、これはmannerに由来する外来語であることには違いないのですが、実は、mannerは「マナー」を意味しません。 どういうことか…
日本語で、体言(名詞)がそのまま述語(動詞・形容詞・形容動詞)になることってありますよね。 ミス ⇒ ミスる ダブル ⇒ ダブる 黄色 ⇒ 黄色い プロ ⇒ プロい (プロ並みである、という意味の若者言葉) 問題 ⇒ 問題な (『問題な日本語』という書籍があったと記憶…
いらっしゃいませ(*^^)v 予備校講師の丈/Joeです。 主に、高校生に英語を教えています。10年近くのキャリアがあります。 いわゆる受験英語を指導する立場にあるのですが、学生諸君には小手先のテクニックに終始することなく幅広い教養や確かな思考力を身につ…